【留学4週目】2度目の大学生活を満喫する

教3楼の教室
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【留学22日目】3月17日 今日の食事

日曜日の食事

学食のムスリム料理

日曜日は食事環境が良くない。

朝は、ムスリム料理店が閉まっていたので、食堂に行って4元で食事。

昼は、たまには中華で我慢しようと思い、食堂の3階で20元で食事。

ただ、今日頼んだ肉に骨が入っていて、舌を切った。肉の骨で舌を切ったのは生まれて初めてだ。

骨がナイフの刃のように鋭利になっており、食べていたら鋭い痛みが走った。

栄養があるものを食べて早く治そうということで、夜はムスリム料理店でちょっと贅沢をして45元。

店員の45元という言葉がよく聞き取れず、46元を出したら1元返された。

まだまだ勉強中の身だ。

一日で79元、約1200円の出費か。ちょっと贅沢しすぎたなあ。

最近感じていること

アタマで知り、カラダで覚える中国語の発音

北京に来て3週間が過ぎた。

最近感じていることは、語学の勉強は留学しなくてもできるということだ。

ただ、留学している方が必要性に迫られるので楽しいし、日本にいると様々な雑用に振り回されるが、そうした煩わしさから逃れて勉強に集中することができる。

今日は日曜日だったが、先週に引き続き、食事と昼寝以外はずっと勉強していた。

「恋に落ちて」を聞きながら

「恋に落ちて」という隠れた名曲がある。私はこの曲が好きで、日本にいる頃YouTubeで聞いていた。

そして今、北京でその曲を聴いている。

1つだけ違うのは、インドネシアの歌手が歌っていることだ。

先日、インドネシアのクラスメートと音楽の話をしていたら、「コイニオチテ」を知っているかと聞かれた。

なんと!

この曲は発表されてから30年近くが経っており、今はほとんど知られていない。

それを20歳前後のクラスメートが知っているうえ、日本語でタイトルを言うので驚いた。

話を聞くと、Olivia Ongという歌手がカバーして、インドネシアで流行しているとのこと。

なんとすばらしい選曲。

友人からYouTubeのURLが送られてきたので、聞き比べてみる。

やっぱり名曲だなあ。しばし懐かしい気分に浸った。

【留学23日目】3月18日 世界に誇れる日本の技術

世界に誇れる日本の技術

日本が誇るごきぶりホイホイ

17号楼の留学生寮はきれいな方だが、私が住んでいる部屋が2階ということもあり、ゴキブリが出てくる。

先日、洗面台の排水溝からゴキブリが出てくるのを目撃してしまった。

兄から電話がかかってきたときに、至急ごきぶりホイホイを送って欲しいと頼んだのだが、友人に聞くと、北京にも売ってあると言う。

早速スーパーで探してみたところ、あったあった!しかも日本語パッケージだ。

値段は安くないが、一箱買って寮の部屋に設置した。

一夜明けて、隙間から中をのぞいてみると、ゴキブリがいるわいるわ。ごきぶりホイホイを置いてから、ゴキブリが床を這うのを見なくなった。

世界に誇れる日本の技術だ。

原因不明の体調不良

のどが痛い。

先週の月曜日もそうだったので、土日に発音の練習をしすぎたせいだと思っていたのだが、どうやらそれだけではなさそうだ。

身体が重く、非常に眠い。

仲の良い友人も今日は休んでいた。授業が終わるとすぐに寮に戻り、爆睡した。

【留学24日目】3月19日 日本人の学生を紹介される

日本人の学生を紹介される(1)

今日は会議中心の寿司屋で昼食を食べた。

ウズベキスタン人の友人が、日本人のクラスメートを同伴してきたので、一緒に食事をした。

彼らが所属するA5クラスは、授業は中国語だが、クラスメートとの会話は英語だ。

今日会った日本人は英語を話せないため、クラスメートとの接点がほとんどなく、日本人同士で仲良くしているそうだ。

大学内で見かける日本人は、大抵日本人同士で行動しているため、別に珍しくとも何ともないのだが、私からすると非常にもったいないと感じる。

私は、海外の留学生と接して得られる、「自分の当たり前が当たり前ではなくなる瞬間」が大好きだ。

U-Centerのベトナム料理店に行く

東昇大廈

韓国人のクラスメートが、韓国人が経営する文房具屋に単語カードが売ってあると教えてくれたので、早速、駅近の文房具屋に行った。

そこには、リング付きの見慣れた単語カードが売ってあった。

私が探していたのはまさにこれだ。

駅の近くまで行ったので、以前行ったベトナム料理店で食事をしていくことにした。

ちょうど午後3時から4時の間だったせいか、広い店内には一組の客しかいない。

店内をよく見ると、長椅子の上で8人くらいのバイトの男の子が昼寝をしている。店員が寝ているレストランは非常に斬新だ。

とりあえず料理を注文すると、顔なじみの店員さんが向かいの席に座り、話し相手になってくれた。

私は、今日学んだ中国語を使いたくてたまらないのだが、なかなか使う機会がない。

しかも、中国語だけでは会話が成り立たないので、英語が混ざっていく。

私の下手な英語と、女の子の下手な英語とで話が通じず、文字に書いたときに「ああ、これね」と顔を見合わせる場面が何度かあった。

どうやらその子はベイハンという大学に通っているらしく、毎日午前9時から12時まで授業、12時半から夜の10時まで9時間半仕事をしているとのことだった!

なんと!

日本で言えば、夜間学校に通う苦学生のようなものか。

中国に来た理由を聞いたら、中国から奨学金をもらえたからだという。4年間の予定で、今年が一年目とのこと。

何を勉強しているのかは、私の語学力では聞き取れなかった。

休みの日は、寝たり、ベトナムの料理を作ったりしているんだって。

彼女は、仕事中にこんなにいいのかな、と思うくらい私に構ってくれ、彼女と一緒に食事に来たかのような錯覚に陥る。

彼女に、私が来るのは迷惑ではないか聞いてみたところ、そんなことはないという。

また会いに来ようと思う。

【留学25日目】3月20日 原因不明の体調不良

原因不明の体調不良が続く

香港から帰ってきた友人が、北京に来た途端に痰が出るようになったと言っていた。

私は今、まさにその状態で、身体がだるく、喉が痛いうえに痰が混ざる。

大気汚染の影響で、身体が弱っているのだろうか。

【留学26日目】3月21日 一面の銀世界

一面の銀世界

雪景色
雪景色

昨日、かすかに雪がちらついたのだが、そのときのインドネシア人の興奮具合はすごかった。

その後雨になったのだが、今朝窓の外を見ると、一夜のうちに20センチほど雪が積もっていた。

部屋が暖かかったせいか、雪の気配をまったく感じなかった。

起きたら銀世界というのは非常に新鮮だ。

雪は、意外にも白くてさらさらしている。学校に行くまでの道で、写真をたくさん撮った。

現地の人からしたら、日本人は雪が珍しいのか、と思うかもしれない。

・・・そう思いながら校舎に近付くと、多くの中国人がスマホで写真を撮っており、なんだか安心した。

何とも言えない一日

校内のベンチ

明日の宿題についてよく聞き取れなかったので、タイ人のクラスメートに聞いたところ、少しめんどくさがられたような気がする。

帰り道、同じ寮に住んでいるインドネシア人の女の子がいたので、とりあえず声をかけて横に並んで歩き始めたが、何も話すことがないし、言葉が出てこなかったので、沈黙のまま寮に向かうことになった。

もうすぐ留学して一月が経つのに、学部レベルを卒業していない自分がいるし、焦りを感じ始めている。

体調も芳しくない。

それでも今日は勉強しなければならない。

夜、HSK2級のテキストを読み終わった。来週までに4級のテキストを片付けて、家庭教師か語学学校を検討したいところだ。

【留学27日目】3月22日 五道口の合コン

クラス対抗コンペ

クラス対抗で12チームが争う、発音・漢字大会があった。

結果から言うと、私の班が最下位だった。他の人が聞き取っている発音が、自分にはまったく聞き取れていない。

悔しかった。

本当に6か月間で中国語がものになるのか、不安に陥った。

五道口の合コン

北京語言大学の学食

夜、日本人の友人から電話がかかってきた。今から合コンに来ないかというお誘いだ。

相手は日本人だとか。

用事もないし、友達ができる良い機会かもしれないと思って行くことにした。

会場は日本風の居酒屋で、部屋に入ると女の子が5人並んで座っている。

ん?みんな中国人じゃん。

中国人の彼女を作る=語学がメキメキ上達する、と考えると良いチャンスかもしれない。

中国人の女の子達は日本語が非常に上手だった。

一番楽しかったのはゲーム。

中国でも王様ゲームのようなものをするらしい。

レンゲをルーレットのようにクルクル回し、止まったときにレンゲの持ち手側に座っている人がターゲット。

その人が、質問に正直に答えるか、言われたことをするか選択する。

言われたことをする、という選択をした場合、レンゲの食べ口側に座った人の言うことを聞かなければならない。

ただし、つがれた酒を飲むことで命令を免れることができる。

言われたことをし終わった場合、命令した人が飲まなければならない。

二次会に行って、男性陣とも仲良くなった。楽しいひとときだった。

【留学28日目】3月23日 合コン後のメール

合コン後のメール

合コン後、日本と同じように女の子の連絡先が回ってくる。

それに対して返信を書くのだが、ピンイン入力は慣れていないし、文面も考えなければならないし、結構大変な作業だった。

学校で勉強している中国語と、生活で使う中国語は少し違う。

大変な思いをしてメールを打ったが、返ってきた返信はにべもないものだった。

語学学校の宣伝もあった。利害関係やお金がものを言うのだなと思い、ちょっと切なくなった。


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